葬儀の後も、ご遺族の方が行わなければならないことがたくさんあります。
ここでは、お葬儀後の手続きの一部を紹介いたします。
お葬儀後一段落したら、お世話になった方、弔電・供物をいただいた方へ挨拶回りをします。これは、早いほどよく、初七日までには済ませておきましょう。
国民年金保険で支給される葬祭費は、市区町村の保険年金課で申請します。
社会保険で支給される埋葬費は、勤務先に手続きを依頼するか、社会保険事務所で申請します
生命保険は請求人による支払い手続きがないかぎり支払われないので注意してください。 死亡日から2ヶ月以内に手続きする必要があるので気をつけましょう。
2年以内(3年以内としている保険会社もある)に手続きしなければ権利は消滅します。
また、勤務先で団体生命保険に加入していることもあります。一応勤務先にも確認しましょう。
生命保険と同様、権利が消滅する場合がありますので、早めに確認をしておきましょう。
・不動産の所有権移転登記
・自動車の名義変更
・預貯金の引き出しまたは名義変更
・知的所有権の名義変更
・ゴルフ会員権名義変更
白木の位牌から本位牌(黒塗り・黒檀等)にかえます。
お仏壇を購入する時は、法要までに用意し、開眼供養も併せて行うようにするのがよいでしょう。
寺院・親戚と相談し、早めに日時を決めます。
案内状・お返物・料理等も早めに決めると良いでしょう。
故人の死亡後、初めて迎えるお盆を「新盆・初盆」といい、供養は丁寧に営みます。
亡くなった月日の翌年の同じ月日に一周忌を行います。一周忌は特に重要な年忌法要とされています。その翌年に営まれるのが3回忌です。
以後、満6年目に営まれる7回忌、同じように13回忌、23回忌、27回忌、33回忌と続きます。
33回忌を年忌止めと言って、これで年忌供養を打ち切ることが多いようです。